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劇中の音楽を演奏しつつ
“唄うたい” 役で芝居をする。
5月のオーディションから公演まで約半年、
全くのオリジナルだからこそ、創られていく時間
が非常に興味深かった。
作品が緻密に構築されていく様と、
個々のつながりや繊細なやりとりと『そこ』への想い・・・
舞台で起こった一期一会のやりとりを堪能してください。
山村誠一
「行き止まりの遁走曲」蛸の階 高知公演
2019年 11/30〜12/1 高知@蛸蔵
2019年度第69回高知県芸術助成事業
「KOOCHI ART PROJECT 2019」参加行事
【物語】
灯台守は悲しかった。灯台を守ることができなかった。
そこは本物の灯台ではないし彼は本物の灯台守ではなかったけれど。
腕章の男も悲しかった。日の当たらない名もない場所を美しい公園にしたかったのに。
写真家の男は悲しかった。目的なのか伝説なのかもはやわからなくなった風景を探して海岸線を歩いていた。
赤い靴の女は悲しかった。だから逃げることにした。
逃避行は目的のない旅なので行けるところまで行こうと思った。
新進気鋭のミュージシャンは悲しかった。ニセモノから始まった自分の音楽の全てが。今自分がここにいるのはきっと始まりが間違っていたからだ。
招かれて来た男は語った。ニセモノは、誰かのヒーローになるために嘘をつくんだよ。
唄うたいは灯台の上で歌っていた。
港の形の公園が今日ひっそりとその役割を終える。
伝説のミュージシャンMr.Xを招いて行われるクロージング・フェス。その日そこで歌われる歌は…
行き止まりの町のニセモノの港のおしまいの日の物語。
脚本・演出 久野那美
CAST
唄うたい:山村誠一
腕章の男:七井悠
赤い靴の女:柴千優
灯台守をしていた男:荒木晶成
海の写真を撮る男:中城賢太
招かれたので来た男:佐々木峻一
ギターを弾く男:森本聡生
宣材写真:beni teako
舞台写真:竹崎博人(flat box)
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